2012年8月28日火曜日

Cecilia, la restauradora de "Ecce Homo"

"Lo he hecho con muy buena intención"
「良かれと思ってやったんだ。」

☆.。.:*・゚☆.。.:*:.。.☆゚・*:.。.☆

若干古い話になってしまいましたが、自称画家のCeciliaさんが19世紀に描かれたキリストの絵を修復しようとして、オリジナルとは似ても似つかない物にしてしまったというのは世界中で報道されたので、みなさんご存知のことと思います。

彼女の絵は「修復」と呼ぶのは無理があるものの、ピカソの「Las Meninas」やボテロの「モナリザ」のように捉える向きもあり、facebook上には彼女のファンクラブも結成され一時期は10万人以上が「いいね!」をクリックしていたとか…。




そんな彼女のことがスペインではどんな風に報道されていたかご覧頂くためにビデオをアップします。ビデオの説明欄には、まったくそのままではありませんが、スクリプトが載っているので、リスニングの課題としてはピッタリ!(^_-)-☆



因みに、彼女はこの修復を5年前から少しずつ手がけていたようで、オリジナルの絵のタイトル"Ecce homo"(エッチェ オモ)というのは、Wikipediaによると「Este es el hombre. (これが例の男だ。)」というような意味のラテン語で、聖書のヨハネによる福音19章5節に出てくる、ポンテオ・ピラトがキリストの処刑前に敵意に満ちた群衆を前にキリストを示して発した言葉だそうです。

また、この騒動の舞台となった教会があるボルハ(Borja)という町はスペインはアラゴン州サラゴサ県にある人工5千人強の町。これが話題になってから訪れる人が絶えないらしいので、彼女が町の知名度を上げることに貢献したのは間違いありません。(^_-)-☆


画像の引用元
1 "Ecce Homo": http://www.guardian.co.uk/world/2012/aug/24/spain-europe-news
2 "Las Meninas": http://aquileana.wordpress.com/2007/09/06/las-meninas-de-velazquez/
3 "La Gioconda": http://elblockdedibujo.blogspot.com.es/2009/03/la-gioconda.html


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