2012年12月9日日曜日

不良債務者への嫌がらせ

Cuando la insistencia se convierte en acoso al moroso http://ow.ly/fWKsW Crecen las irregularidades en el tratamiento de los deudores

執拗さが不良債務者への嫌がらせに変わる時。債務者への対応に反則行為が増加。

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またしても、久しぶりの投稿となってしまって、申し訳ありません。
どうやら私には、かつてポッドキャストを定期的に配信していたときのように、ある種の縛りが必要なようです。(汗)

今回の取り上げたのは、久しぶりにEl Pais紙のツィート。現地時間、本日午後7時40分18秒のものです。


取り上げた最大の理由はボキャブラリー。acoso、morosoなんていう単語は案外知らない人が多いのではないかと思った訳です。

まず、「acoso」ですが、辞書には「1 執拗な追跡[追及] 2 悩ますこと」というようなことが出てくるかと思います。ちなみに、私が愛用しているのは、小学館の西和中辞典です。今の日本の流れだと電子辞書が主流のようですが、電子辞書がまだお粗末な時代に海外に住むようになってしまったので、未だに紙の辞書を使ってます。(汗)もし、これが絶対オススメというのがあったら、是非教えてください。iOS6のアプリなら、mejorです!

話がそれました。(滝汗)
で、私の辞書に出ているのが「acoso sexual=セクハラ」です。となると、パワハラは「acoso de poder」または「acoso con poder」と言えば通じるのでは…と思います。


次に「moroso」ですが、「deudor」は単に「債務者」であるのに対して、「moroso」は「不良債務者」です。スペインでよく使われる言葉に「moro」というのがあるのですが、これは元々はムーア人(世界史で出て来ましたよね。)あるいはイスラム教徒を指す言葉だなのですが、差別的なニュアンスが含まれます。「moroso」というと、あたかも「moro」を形容詞化したように感じられますが、語源的には全く関係はありません。

このツィートの元となった記事はツィート内のリンクで読めますが、結構長いので覚悟して取り組んでください。根っこはスペインに吹き荒れてる不況の嵐。不動産バブルのツケが大きいのですが、日本のバブルと違って、この国の泡はなかなかハジケきりません。

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